初めて買った車はダットサントラック
今週のお題「わたしと乗り物」
大学を出て、地元に就職のために帰ってきたのは、もう27年前のことだ。
実家のある長野県飯田市から高速道路で2区間移動した駒ヶ根市にある片道約40km離れた事業所に2か月の研修期間を終えて勤めることになった。ちなみに当時はいわゆるバブルが崩壊した年で前途多難な入社を迎えての社会人1年目となった。
車の免許は持っていたが、車は持っていなかったので、初めての借金をして初めての車を買うことになった。その車がダットサントラックのWキャブ、色はダークグリーンだった。
正直言って、私には車に対するこだわりや、思いあこがれるものもほとんど無かったので、友達の勤めていた日産に行って何にしようか?といった感じで全く知識のない状態で車を選ぶことになった。
その時に日産にいた友達が勧めてくれたポイントは、通勤距離が長いので燃費の安い車、そして若者らしい!?こと。
・燃費が安い=ディーゼル車
・若者らしい=趣味嗜好があると思われる4WD車
当時はディーゼル車用の軽油は100円を切って70~80円/Lくらいだったと思う。確かに安い! そして、日産にはセダンタイプのディーゼル車もあったが、それでは、「じじい臭い」と4WD車ならアウトドア派?とか、それっぽく見えて燃料代をケチっているとは思われないという友達のチョイスなのだ。
今思っても納得するチョイス。私にこだわりがなかっただけに、うっかりするととても不経済か、または、つまらないチョイスをしていたかもしれない。本当にその友達に感謝である。
そうして、ダットサントラックを初めての車として購入したのですが、ターボがあったので、本当に快適に運転ができた。また、日産の友達はその後もよく面倒を見てくれたので、ナルディーのウッドステアリングにしたり、荷台の部分には写真のようなハードカバーを付けて荷台の活用もしやすくしたり、いろいろアドバイスもしてくれて若者らしい4WDへと手を加えていったのでした。
しかし、この車は約5年くらい乗って手放すことになった。どうしてかというと、5年間で約15万kmくらい乗ったのですが、3000km毎(ほぼ毎月)オイル交換と2回に1回はオイルエレメントも交換していたのでエンジンはすごく調子よく、今なら下取り40万円でとれるといわれて変えてしまったのでした。
まあ実は、その少し前に仕事も変わっており、通勤距離も遠くなくなったことも変える気持ちになった要因ではありますけどね。
とにかく、誰しも自動者の免許を取って初めて買った車にはそれぞれ思い出があると思いますが、私もとても思い出の詰まったこのダットサントラックとの5年間でした。
思い出すと、スキーにもよく行ったりしました。荷台に荷物がたくさん入ってとても便利だったんですよ。一応4人乗りでしたしね。
あれから27年、ダットサントラックの後は、日産ルネッサ⇒スズキジムニー⇒ジムニー(現在)で4台目ですが、こだわりがなかったはずの車の好みが今や自然と4WDをチョイスするようになっています。
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<もうちょっと>
今週のテーマということで初めて買ったダットサントラックを思い出して記事を書きましたが、思い出すと、ものすごく懐かしくなって、青春真っただ中の22歳~27歳くらいの記憶がうわー!と一気にでてきます。脳の活性化に良い効果がありそうなくらい。
思い出に浸ってジムニーを運転しても、すっかりじじい臭いですかね?