意志が強いと柔軟な対応はどちらがいいか?
もちろん両方を兼ね備えた方がいい!!
でもそれぞれに偏った人って周りにいませんか?
私の会社にいる人の例ですが極端な感じで、どちらもあまりいいとは言えないです。
ちょっと紹介します。
〇意志が強い人
意志が強いというととても良いイメージに考える場合が多いと思いますが、「自我が強い」「人の話を聞かない」とコラボされているととても面白いことになります。
私のいる工場では、毎朝、朝礼の後にラジオ体操をします。
その人は、10年くらい前のある朝の体操の後に、私にこう言いました「最後の深呼吸のところの動きってこうじゃない?」
それは、両手を上にあげて広げて下げてまた上げるという動作=ラジオ体操第一の終わりの深呼吸のところが違うのでは?というのです。正解は下げた後、前の下で軽く寄せて後ろに広げるように開く動作ではないかという問いかけでした。
確実ではなかったですが他の人はすべて前者の動作で深呼吸をしているので合っていると思って私も前者の動作をしていました。
確かに前からその人は後者の動作をしていました。
そこでおそらくラジオ体操第二の深呼吸じゃないですか?と答えましたが、納得いかないようでした。自分が合っているという強い自我があったのでしょう。
あれから約10年、その人は今朝も一人だけその深呼吸をしています。
意志が強いでしょ!(変なところにね)
〇柔軟な対応をする人
柔軟な対応も素晴らしいですよね。しかし、応対だけ柔軟でそのあとの責任を持たないと大変なことになります。
私のいる工場には、いつでも話を聞いてくれて工程を調整してくれる人がいます。
その人は、急に仕事を持ち込んでも、快く対応してこの次に割り込んで何とかするよかと言ってくれます。
しかし、明後日の工程で何とかしてという場合には注意をしなければいけません。なぜなら、何とかしてくれるのは私にだけじゃないからです。
その人は目の前のことにとても柔軟すぎるのです。ですので、明後日の話をしてもその当日までその話を繰り返ししていないと、他の人から割り込みたい仕事が入るとそちらを優先してしまい、気が付くと私の持ち込んだ仕事が後回しになっているのです。
柔軟でしょ!(目の前だけ、口先だけ)
〇まとめ
ちょっと皮肉に書きましたが、意志が強いと柔軟な対応はどちらがいいとは一概に言えないのです。
ラジオ体操の場合は、柔軟に周りに合わせた体操をした方が朝から気持ちがいいですよね。
また、仕事は意志を強く全体を見て対応を決めてより効果や利益がある方向へ進めていくべきではないでしょうか?
人間っていろんな人がいるし、行動や考え方もいろいろだから面白いですよね。また自分自身もも他の人からはおかしいなところを指摘されているかもしれません。気を付けないといけませんね。
ーーーーーーーーーーーーーー
<もうちょっと>
実は、2人の上司への悪口を柔らかく書いてみました。
少し胸がすっとしたかな?