【お金の常識】海外と日本では資産運用商品の考え方も結果も違う!?
最近、「お金を働かせましょう!」というような言葉を少し目にするになりました。
しかし、多くの内容は「投資をしましょう!」ということを言っています。
もしあなたに「投資しましょう」言われた場合、
多くの人が株とかFXを思い浮かべるのだはないでしょうか?
私も投資=株みたいなイメージがありました。
お金を働かせた方が良いという基本的な考え方は私も同意ですが、
かと言って普通のサラリーマンが急に投資をしようと思っても、よくわからないですし、結構な勉強しないと挑戦するのは怖いという感じがします。
私は、正直言って株は素人なので、今の知識ではとても手を出す気持ちにはなりません。
更に言えば、FXに至っては、ほぼギャンブルだと考えていますので絶対にありえません。
FXを始めた人の中には、タイミングとかが良く瞬間的に儲ける人も実際にいるのだと思います。
しかし、始めたばかりの素人が少し儲けたりすると、きっと自分に才能があると思って深入りすることになり、結局は大きな痛手を負うことになるでしょう。
味を占めて継続すれば、そうなるのは時間の問題だと思っています。
そうなんです。FXは極端なリスクがあると考えてしまいますし、
株であっても、特定の会社の株を自分で決めて買うような直接的な投資をするタイプのものをイメージしがちですが、
やはりそこに手を出すにはそれなりの知識とスキルが無いと太刀打ちできないと考えるべきとだ私は思います。
では、どうしたら良いのでしょうか?
ここまでくると、一般的な提案は、「保険の積立や、積立NISAが良いです、時間をかけてコツコツ貯められるので安心です」というのが多いような気がします。
積立の商品は、直接に会社を選んで株式等を購入して運用するのとは違って、日本株なのか?海外の株なのか?などのいくつかの分類された商品から選びます。
そして、そのあとの細かい内容は、お・ま・か・せ なので自分では、それ以上は考えなくても良いというものになります。
直接ではなく、間接的な投資という状態になりますので、知識やスキルは飛びぬけていなくても「おまかせ」という安心感があるように思えます。
ではその「おまかせ」は、自分でやるより精通した人がやってくれているので安心??
と本当に言えるのでしょうか?
実はこの部分を海外と比較して考えたときに、日本で扱っているこれらの商品には決定的な大きな落とし穴があったのです。
それは、例えば保険の積立の場合を例にとり、海外の常識と比較すると以下のような大きな違いが見えてきます。
その大きなポイントは、日本の場合、商品に対する保険会社側の収入(報酬)を確保する方法が手数料方式だというところなのだと思います。
もちろん、保険会社側も儲けないと成り立たないので、どこからかは、収入を得なければなりません、その点は世界中共通なのです。
しかし、その報酬の財源が日本だけが特有で手数料中心なのです。
海外の一般的な場合は、フィー方式(成果報酬)というのが常識なのです。
この違いはピンとこないと思いますので、もう少しメリットとデメリットから考えてみますと、
先ず、この違いによる日本のデメリットは、
- 最初から手数料を大きく取られて元の投資額がスタートから減ってしまいます。また、契約手数料が欲しいので、今の契約を新しい契約へと切り替えることを誘導されることも多いようです。
- 契約手数料を貰えばそのあとの責任が薄い=その後の運用は二の次に感じます。
- ゆえに積立保険の販売側は手数料でプラスになる(儲かる)が、契約者はマイナスになる可能性が十分あります。
- 更には、高い運用比率を掲げていても、明示する必要のない手数料が隠れていて実質の運用利率が低いことになる。(例:運用利率6%を掲げていても実質は1%程度ということも)
逆に、海外運用会社のようにフィー方式で報酬をとるの場合のメリットは、
- もちろん手数料は取るが、重点がそこでないので日本と比べるとかなり低い
- 運用自体はプロの運用会社に任せます。その運用会社は運用実績により報酬を受けとるので、預かった資金をできる限り増やすこと考え、頑張って増やそうとします。
- 結果として、保険会社や運用会社も契約者も両方ともプラスになる可能性が高い(Win-Winの関係)
この考察からは、日本と海外では資産運用に対しての販売側の考え方が違うために、預けたお金の10年後の成果は、大きく変わってくるのは当然のことと容易に推測がつきます。
とにかく、国は年金制度の崩壊がささやかれる中で、金融庁から日本国民に「貯蓄から資産形成へ」と促してはいますが、
日本国内を見渡しても、手数料をガッポリとっている日本の手数料方式の積立保険等の金融商品ばかりで、素人でもより安全で大きく資産形成をすることができるものがあるのかと疑問持たずにはいられません。
この日本の状況を例えて言うなら、
自分の大切な息子を働きに出したら、無茶苦茶こき使われた挙句に大きくピンハネされて手元には収入がわずかにしか入ってこないというようなものです。
そんなところ自分の大切な息子を働きに出しますか?
もっと良い働き先を知っていれば、そんな条件が悪いところにきっとどの親も、自分の大切な息子を働きに行かせません。
しかし、その状態がどこの家庭でも一緒ならば、そのわずかな収入でもそれが普通と思ってしまうものだと思います。
視野を広げないと見えてこないものなのだと思います。
世界のお金の常識を知ることで、見えてくるものがあります。
自分のためにもっともっと視野を広げていくことが大事だと思います。
私もまだまだですが、勉強したことを少しでも多くの人に知ってもらうことで、皆さんのお金に対する興味が上がり、良い意識が出れば幸いです。
これからも少しずつお伝えしていければといいかなと思います。
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<もうちょっと>
私事ですが、息子の教育費でこの春に大きなお金が私の口座から消えていきました。
このブログを始めた1年ちょっと前からこの教育費として消えていくお金を危惧して、
収入を増やす為に、ペンギンモバイルやEXCへの投資、ポイントサイトや自己アフィリエイト等をコツコツ勉強したりトライしてそれぞれ少しづつ成果を上げてきました。
・ペンギンモバイルは、少しずつですが着実に増えています。
今はユーザーになると3か月間は100円/月で50Gというかなりお得なキャンペー ン中のためユーザーに重点を置いています。
・EXCは、着実に上がり続けています。今後の期待も大きく、資金ができれば増額したいくらいです。
・ポイントサイトや自己アフィリエイトは、一旦落ち着いていますが、たまに覗いたりしています。
こんな感じですべてそれなりに上手くいっていますが、そんな中で直近に知った自分の金融リテラシーを大きく上げる情報源は、とても良い情報を与えてくれています。
今回の情報もその一部ですが、知ればこそ気が付き行動ができることも出てきます。
本当に感謝、感謝です。