.keyのファイルを変換ソフト無しでWindowsで開く
先日、必要な資料があって「PowerPointの資料を送って!」と友だちに伝えたら「.key」のついたファイルが送られてきました。
Appleユーザーにはお馴染みのPowerPointとほぼ同じ機能のKeynoteですが、Windowsユーザーへこのファイルを送ると「.key」の拡張子が付いたファイルで送られていきます。
私はWindows10を使っているのでこのファイルはこのままだと開けませんでした。
そこで友達に伝えると、「無料の変換ソフトは、調べればすぐ出てくる!!」と返事が来ました。
確かに調べると簡単に出てきて、ファイルを選んで変換形式をPowerPointの拡張子である「.ppt」や「.pptx」を選んで簡単に変換したものをダウンロードすることができました。
しかし、
その資料が複雑だったせいなのかわかりませんが、表や線が伸びてしまい、何が書かれていたかわからない状態のページがあったり、表題が枠線で囲まれていて更にその囲み枠が暴走して広がっているような乱雑な状態になっていました。
そこで、変換ソフトの活用を諦めて他の方法を見つけましたのでこの記事でご紹介します。
.keyのファイルを変換ソフト無しでWindowsで開く
- AppleでおなじみのApple IDが必要です。Apple IDを作る。https://support.apple.com/ja-jp/HT204316#macos
- 次にWindowsPCにWindows用iCloudのアプリケーションをインストールします。https://www.icloud.com/
- そこで、1のApple IDを使ってログインするとWindowsのPCでもiCloud.comにログインできます。以下の感じです。
4.ここまでくれば、できたも同然です。
まず、赤丸のKeynoteをクリックして立ち上げてください。
5.そして、左のメニューの「ブラウズ」を選択して切り替え、画面中央近辺へ、
「.key」のついた変換したいファイルをドラッグ&ドロップしてください。
6.画面上に読み込まれたら、中身を見ることができます。
ダブルクリックをして開いてみてください。
7.開いたら右上の「ダウンロード」をクリックすると
以下の変換形式の選択画面が出ますので、PowerPointを選んでください。
8.これでPowerPointのファイルになってダウンロードされるので、
自由に保存してください。完了です!!
ちなみに結構重い300MBのファイルもやってみましたが、この方法ですと問題なく変換できます。
また、変換したファイルのアニメーション機能も正常でしたし、ファイル自体も問題なかったです。
「.key」付きのファイルが来たときに変換ソフトで正常に変換できなかったり、開けないときは、是非この方法を試してみてください。
最後に今回上手くできて良かったのですが、気になったことがありました。
そもそも、Keynoteには変換してメールを送る機能もあり、送る側の友だちがきちんと変換して送ってくれていれば……。
こんな苦労はしなくて良かったのでは?と思っていしまいました。
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<もうちょっと>
自分の悪いところで、できないと思ってしまうと直ぐに頼ってしまうところがあります。
今回も友だちが送ってきたファイルに対し、送ってきたすぐに「開きませ~ん」と返事を返してしまったので友達の怒りを招いたかもしれませんね。
結果としては、変換ソフトも試して、更に自分でやり方を探したり試したりして完ぺきに開くことができたことは、友だちの言うように自分で何とかすれば、できるということだったと理解しました。そして、良い収穫になったと思います。
直ぐに諦めないで、自分だけで何とかする思考の習慣を身につけていきですね。