【お金の常識】預けたお金が倍になるのはいつ?複利を味方に!
皆さんは、利息を気にして銀行に貯金をしていますか?
私は両親からとにかく貯金をした方がいいと教育されて育ってきました。
でも現代は、銀行に貯金をしても大手銀行の普通口座で0.001%の金利です。
定期口座でも0.01%です。
確かに両親が私に貯金を勧めていた私が子供の頃の銀行の金利は8%くらいあり、
100万円を1年預けると利息分で8万円が付いたわけですから、
これを複利で回すと9年で200万円になったというわけです。
両親が勧めるのは、銀行に預けるとお金が増えていくので、その経験による確信があるので、良かれと思って自分の息子に伝えていたということだと思います。
しかし、残念ながら先ほどの繰り返しになりますが、今の金利は0.001%です。
当時の8000分の1です。恐ろしく低いです。
今の私たちは、お金を安全に増やすにはどうすればいいかを考えなければならないのだと思います。
増えない銀行に預けておくことは、決して良い選択だとは思いません。
国が物価上昇率を年2%へ誘導していることからすれば、預けたお金が年利2%以上で増やさなければ、
同じ100万円持っていてもその価値は2%ずつ減っているとも言えるのです。
(100万円で買えたものが、102万円ださないと買えなくなる状態)
ところで、日本の教育にはありませんが、世界では小さいころから教育されているお金の常識として72の法則というのがあります。
内容は簡単なので覚えてくださいね。
複利運用の場合に「72」を年利で割った数字が、元本が2倍になるために必要年月(時間)になるという法則です。
例えば、先ほどの例ですが100万円が2倍の200万円になるには、
両親の時代の年利=8%の場合は
72÷8=9 よって 9年間かかるということです。
ついでに今の場合を計算してみると 年利0.001%ですから
72÷0.001=72,000 72,000年かかるということです。
今の金利では全く増えないとても気の長い話になります。生きていませんよね(笑)
72の法則を知るだけでも、少しでも良い利息で預けるべきだと思えるはずです。
そして私は、この法則を聞いたときに複利のチカラにも改めて驚きました。
複利での運用はとても魅力的なチカラをもって私たちに希望を与えてくれます。残念ながら今の日本では利息が低すぎて話になりませんが。
これからもっとお金のことを勉強して上手く増やしていきたいと思います。
関連してですが、借り入れはこの複利を敵に回したようなものですので恐ろしいです。
カードローンとかで返済の利子が年12%だとすると、先ほどの72の法則を使えば6年で倍になる勢いで増えているわけですから気をつけないといけませんね。
複利は、味方につけるようにして、決して敵に回さないように気をつけましょう。
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<もうちょっと>
ただいま勉強中ですが、お金の話は奥が深いです。
知らなかったとはいえ、今思うとなぜ利息を吟味せずに近い銀行に貯金をしていたのだろうと思います。
また、物価上昇のことも考えてお金を増やしておかないと、なんて考えてこともなかったです。
確かに、物価上昇とともにお金の価値が下がっているのも、言われればわかります。
昔に30円~50円で買えたアイスが100円~150円くらいになっていますよね。
アイス自体が良くなったというよりは、お金の価値が下がっているということなんだ!
考えすぎると将来の不安も大きくなるので、今日はこの辺にしておきます。
これからも勉強したことを共有していきますね。