【お金の常識】お金は良く働く自分だけの従業員
コロナの影響もあり、労働所得だけに頼った働き方に疑問を持つ人も多くなってきたのではないでしょうか?
私も小さいころから、真面目に勉強して真面目に働くことこそ素晴らしいこと、という考えを植え付けられてきました。もちろん「素晴らしい」ことだと今もそう思いますが、
但し、それで素晴らしい人生になるか? という点では、私も少し勘違いしていたのでは?と思うようになりました。
「働けど働けどなお我が暮らし楽にならざりじっと手を見る」なんて石川啄木の詩にもありますが、
働くことだけにすがっていても、自分の夢がかなうのか?老後は大丈夫なのか?という点では、別問題だと思います。
すなわち、手だけ見ていては何も解決しません。(笑)
今や情報社会ですから、もっと広い視野で自分の夢や、より良い人生設計を考えた方が素晴らしい人生になると思います。
すなわち、自分の肉体や神経をすり減らす労働だけで資産を作っていくことは大変ですから、もっと良い方法を探すべきだと思います。
資産を増やす方法は、
- 自分が自ら働く
- 人に働いてもらう
- お金に働いてもらう
ほとんどの日本人が1番のみで所得を得ています。
中には経営者になって2番をしている人もいるでしょう、しかし、日本人の多くは3番が全くできていません。
しかし海外ではお金を働かせることは当たり前です。
ここでちょっと皆さんも持っているだろうイメージからくる違和感について考えてみましょう。
よく日本人は「働きすぎ!!」と海外から言われているという話を聞きますが、確かに日本人は、勤勉に良く働くイメージがあります。
ドラマや映画とかでよく見る光景も日本のお父さんは、毎日頑張って働いています。
逆に欧米のお父さんをイメージしてください……。
子供たちと遊んだり、ファミリーでどこかに出かけたりというイメージが浮かびませんか?
これは、単に日本人のお父さんが働き過ぎと言うだけでなく、欧米のお父さんは働かなくても何か余裕のできる方法を知っているからでなないのか?と思いませんか?
日本人は勤勉な民族だという先入観だけの視線で見ていると違和感が見いだせなかったのですが、欧米のお父さんはなぜ余裕があるのだろうか?という視線で考えると、
私たちの知らないお金の増やし方の常識があるのではないかという疑問が生まれます。
そうです。欧米のお父さんたちは、自分自身が働くだけでなく、お金にも働いてもらっているのです。
そして、日本に比べて良い金融の環境であるため、効率よく増えているのではないかと気が付くのではないでしょうか?
以前お話しした金利の面で見ても、日本は普通預金で0.001%の金利でそので、お金が増えるはずがありませんが、海外では金利10%くらいはあります。
金利が高ければ、お金は良く働く自分だけの従業員になるのです。
複利のチカラにかかれば、1000万円も年利10%の10年では、
単純計算で 23,579,476円
なんと倍以上になります。お金が10年間しっかり働いてくれた結果こうなるのです。
環境を整えてやれば、良く働く従業員になるのです。
そんな従業員を持ちたいですよね!!
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<もうちょっと>
ちなみに、日本で考える場合、この話を勘違いして外貨預金を考えるのは全く違います。
日本の銀行がやっている外貨預金は、よくわからずに手を出すのは、
円/ドルの為替リスクが大きいですし、
万が一の時には、ペイオフの対象外になっていますので、
多額の資産を外貨預金にするリスクはかなり大きいと思います。
その点はご注意ください。